板厚1.2t
ガス種酸素
鉄・ステンレスについては、幅広い板厚を取り揃えています。
ご注文後、即対応できる体制をとっています。
アサヒレーザーでよく取り扱いがある材質の紹介です。
大きく分類分けすると、鉄・ステンレス・アルミがあります。
そのなかでも材質によって使い方や役割は異なります。
材質について詳しく知りたい場合はお気軽にお問い合わせ下さい。
板金・プレス加工向けの材料です。SPCCは通称「冷延(レイエン)/みがき材」と呼ばれ、冷間圧延鋼板のことを言います。
SPHC-P同様にカバーなど表面処理をすることが前提で、そのままだと素手で触るだけで錆びます。
3.2t以下の薄板が流通しており、外観に出るものにSPCCを使用し、見えない部品にSPHCやSS400を使用することが多いです。
板金・プレス加工向けの材料です。SPHC-Pは通称「酸洗(サンセン)」と呼ばれ、SPHC材(黒かわ材)を酸で洗い黒皮皮膜を除去したものを言います。
SPHCと同様に無規格材として取り扱われています。基本的にカバーなど塗装をすることが前提で、そのままだと素手で触るだけで錆びます。
薄板6t以下が流通しています。
板金・プレス加工向けの材料です。SS400は建築などでも使用される一般的な鉄板です。
黒皮付きでSPHCによく似ていますが、引っ張り強度が高く、大型機械や強度の必要な製品に使われます。
素手で触ると手が真っ黒になりますが錆びづらく扱い易い素材です。機械内部の部品などに使われることが多く、めっきや塗装を施し使う場合が多いです。
カバーなど薄板の塗装品で外観を左右する場合はSPCCやSPHC-Pをよく用います。また強度を必要とする建築用ではSS400を使用します。
S45Cとは機械構造用炭素鋼と言い、炭素の含有量を規定して、機械的な強度、硬さを持たせた合金鋼です。
熱処理により強度などの特性が変化します。金型や軸受けの土台など強度が必要な製品に利用されます。
JISの規定では「S10C〜S58C」までありますが、一番多く使われ実用性のある鋼材が「S45C」(エス ヨンゴーシー)です。
数字は炭素の含有量で「スチールに0.45%カーボン」という意味です。
板金・プレス加工向けの材料です。ボンデ鋼板とは電気亜鉛めっき鋼板(SECC・SEHC)のことです。
表面は白色で、主に加工後に塗装を行います。機械の電気BOXやカバーなど、3.2t以下の薄板が流通しています。
表面の粗さが均一で塗膜との密着性が高いので、塗装する場合に多く使われています。
電化製品やコピー機の内部など見た目に影響が出ないところでは、塗装されずに使われることが多いです。
他のめっき鋼板と同じで切断面などは錆びが出るので、使い方は要注意です。
縞鋼板はメーカーにより模様が変わりますが、すっきりとした美しい縞目模様を持っており、優れた滑り止め効果と良好な水切れ性を有しています。
溶接性・加工性にも優れているため、建築構造物などの床・階段、車両のステップ・デッキ等に最適な鋼板です。
材質的にも、形状的にもすぐれた耐摩耗性をもっていますので縞目部分の摩耗が少なく長持ちします。
縞目模様はどの方向に対してもすべり止め効果は等しく、また縦横自由な板取りが可能で、資材の節約につながります。
SK85Mは、以前の規格でのSK材のうちSK5に相当する炭素工具鋼鋼材です。
SK材は炭素量の低いものはじん性が要求される工具に用い、反対に炭素量が多いものについては硬度や耐摩耗性などが必要とされる工具で使われます。
用途としては刃物、切削具、工具のように硬いものからバネ、座金のように弾性や靱性を必要とするもの迄、あらゆる分野に使用されています。
ステンレス鋼の中でも最も一般的な材料です。食器・鍋・建築部材・機械部品など幅広く使われています。
非常に錆びづらく、酸性環境でなければ屋外でも素材のままで使用できます。その為、塗装やめっきの必要がなく、素材の状態でヘアラインや研磨処理などの表面処理が施されています。
見た目が銀色で光沢がありますが少し曇った色です。コールド材はどちらかというと調理場のテーブルや屋外のテスリなどとして使われ、人が触れたり見たりする場所によく使われています。
表面はツルツルで光沢があります。SUS304なので磁性を持たないので基本的に錆びはしませんが、加工部位(曲げや溶接などを行った場所)は一部弱い磁性を持つので、錆びる恐れがあります。
見た目が白く、手で触るとザラザラしています。ホット材はどちらかというと機械内部の部品や建築資材として使われ、見えない部分に使われることが多い素材です。
SUS304なので磁性を持たないので基本的に錆びはしませんが、加工部位(曲げや溶接などを行った場所)は一部弱い磁性を持つので、錆びる恐れがあります。
ステンレス鋼の1種で広く流通しています。SUS304と異なり、磁性があり(磁石にくっつく)錆びるので、主に内装品に使います。
屋内用の建材や装飾品、機械部品など幅広く使われています。基本的に錆びるので、手入れをすることが必要で、その為に塗装を施すことが多いです。
板金加工分野において、ステンレスバネ材などと呼ばれて薄板バネやシム板などに一般によく用いられます。
ステンレスバネ鋼で最も一般的な材料は、SUS304-CSP です。(”サスサンマルヨン-シーエスピー”と読みます。)
SUS304-CSPの他には、SUS301CSP などのステンレスバネ鋼もありますが、硬さを求められるバネや特に要求のある場合に使用することがあります。
A5052は種々のアルミ合金の中ではちょうど中間程度の強度を示す代表的な材料です。工作材料のほか、自動車ホイール、船舶、車両材料、建材、飲料缶、板金など多様な用途があります。
耐食性、成形性のほか、溶接性もよい材料です。加工や工作に向いた材料です。5000系のアルミ合金は、アルミの中では最もよく使われる合金とも言われています。